友人指導のもと、抱っこ紐のよだれパットを作成しました。
事の発端は、産後クライシスで夫と煮詰まり、帰宅したくなくて子連れで近くのショッピングセンターをブラブラしていて手芸屋を覗いた際、以前からの友人とばったり再会したことでした。
産後初めての再会、かつお互いに月齢の近いママであることから、後日お茶でもしようという話に。その際、お互いに育児や仕事に追われる中でも、何かしらささやかな夢や目標を持った何かを出来ないかという話になりました。
友人は大好きな手芸を活かした何か。わたしは育児や仕事とは別の、ささやかな夢や目標をちょっとだけ真面目に語ることのできる場作り。では、その2つを合体させたような場を作れないかという話になり、まずは自分たちでやってみようということになりました。
つくる題材は友人が考えてくれた抱っこ紐につけるよだれパットになりました。抱っこ紐は赤ちゃん連れで出かける人は毎日でも使うもの。赤ちゃんの舌が丁度あたる部分によだれがべったり付くので必要なのですが、育児休暇中の節約気分のときには“買うにはちょっと惜しい。”で、本当は毎日でも洗濯して清潔なものをつかってあげたいけれど洗い替えなしでなんとなく毎日付けっぱなしに、というものです。
今回は、友人が試作品やキットをすべて作成してくれ、わたしはそのキットをつかって、どれくらいの時間をかけてつくれるか、そして、素人(手芸がそこまで得意じゃないけど、空いている隙間時間をつかって、子供のために何かつくってあげたいけど、1人じゃ絶対にやらない。)がつくってみて、どんな感じかを試してみました。
集合場所は再会を果たしたショッピングセンターのテラス。屋外のフリースペース?でわたしは娘をおんぶしてお昼寝させたまま立ってゆらゆらゆれつつ、友人指導のもと、よだれパットを作成しました。
● 手順
①キルト布、ガーゼ布をそれぞれ縦17センチ、横26センチ(縫い代は、内側1センチ)に裁断する。
※型紙あれば、それに沿って。
②生地を中表にあわせ、閉じ口8センチを残し、ザックリ並縫いで縫い合わせる。
③並縫いが終わったら閉じ口に手を入れて表にひっくり返す。
(四隅は丁寧に)
④形を丁寧に整え、閉じ口を二つおりに合わせ、並縫いで閉じていく。
⑤ホックの位置を決め、印を付け、目打ちで穴を開ける。
⑥ホックを付けて完成。
●感想
キットを作成してくれていたのと、友人のきめ細やかな指導かつ手芸グッズのおかげで1時間強で完成しました。1回で完成できたことで達成感が非常にあり、またそのまま付けて帰宅したので、その日から使えるルンルン気分が凄く気持ち良かったです。
しかーし!!!、自宅に帰って夫からばっさり言われた一言。「(人件費ということで)時間単価考えたら、結局買った方が安いでしょ。」笑
最初はものすごく腹がたったのですが、冷静に考えると、友人もわざわざ時間を割いて来てくれているわけですし、買った方が、人件費という考え方でいえば、安くあがるのかもしれない。
けれど、節約したいとか、安く仕上げたいことよりも、何が重要かというと、
・ 子供のためにせめて何か一つくらいは手作りしてあげたい
・ 友人と会っていろいろ話がしたい
・ 何かをつくりあげることの喜びを味わいたい
・ そこで話したことから新たな夢や目標のヒントや刺激をえたい
・ 今はまだ子供と一緒に楽しむところまで行っていないが、ゆくゆくは手芸と限定せず、例えば料理が得意な人を招いて親子でパン作りなど”親子で楽しめる何か”を企画したい
という成果が今回の集まりにはあったなと個人的に思いました。
というわけで、いろいろ考えるきっかけや実際のよだれパットという成果物までできて、わたしにとって非常に有意義な時間でした。
既に仕事に復帰して多忙ななか、貴重な時間を割いて指導してくれた友人に感謝!
おまけ 産後クライシスからはぬけだし?夫とは日々言い合いしながらも、なんとか楽しく親子3人で過ごしています?
by kkyk3118
| 2015-09-30 16:36
| その他もろもろ